6月4日に母が逝き そして
7月14日、兄が亡くなりました。
心肺停止で救急搬送された翌朝のことでした。
一時期は家族全員から、ボロカスに言われてたにーさんでしたが(笑)
退院してここ1ヶ月ぐらい、父の世話やらでかなり良い仕事をしてくれただけに
残念でなりません。
私もくたばりぞこないと言い続けて、ひどい女だとは思うけど、でも
当時は本当にそう思われても仕方なかった生き方をしてましたから
私も反省なんかしない。
でもこれからは、じーさん共々きちんと支えて見守っていかないとな、と
思っていただけにショックは大きかったです。
父の認知症もよく理解して、同じ事を何回言われても「ふんふん」と聞いて あげたり
自分は黄色くなった固い冷やご飯を食べて、私に「じーちゃんには うどんかなんか
つくってやって」と言った兄。
父も母も愛の人であり、その息子も最後は愛の人となって、みんなに泣いて
もらって死んでいきました。
生きていくと言うことは、人を送り続けるということかも知れないな。
「最近誰からも電話がないなあってお父さんがぼやいてるから
また電話かけてやってよ」
亡くなる前の日に聞いた最後の兄の言葉。
重い言葉を託されたと思っています。
■■60年後のロミオとジュリエット